IT連携フォーラム OACIS

IT連携フォーラムOACIS
第23回シンポジウムプログラム
「イメージング技術の新展開」

シンポジウム概要

開催日: 平成24年11月30日(金)
開催場所: 千里阪急ホテル 西館 2階 クリスタルホール
〒560-0082
大阪府豊中市新千里東町2-1
http://www.hankyu-hotel.com/hotel/senrihh/access/index.html
参加対象: OACIS会員
OACISへの入会を検討する企業・団体の方
その他の参加希望者(ただし席数に限りがあります)
主催: IT連携フォーラムOACIS
共催: 大阪大学大学院情報科学研究科
協催: 一般社団法人日本能率協会
参加費: 無料
参加申込書: XLS版PDF版
上記の参加申込書に必要事項をご記入の上、11月22日(木)11月29日(木)17:00までにメール (registration_symposium23) ないしはFAX (06-4797-2051) で返送願います。
※第23回シンポジウムは終了しました。シンポジウム報告書をこちらからご覧になれます

シンポジウムプログラム

【シンポジウム 第1部 】
イメージング技術の新展開
13:00〜
13:10
主催者挨拶
13:10〜
14:10
講演T「コンピュテーショナルフォトグラフィとは」

広島市立大学 大学院情報科学研究科 知能工学専攻 教授
日浦 慎作 氏
14:10〜
15:10
講演U「画像認識ビジネス 〜富士通が進めるビジョンソリューションのご紹介〜」

株式会社富士通研究所 メディア処理システム研究所 主席研究員
塩原 守人 氏
15:10〜
15:30
休憩
15:30〜
16:30
講演V「インテリジェントビジョンセンサによる高速高精度計測と制御」

浜松ホトニクス株式会社 中央研究所
豊田 晴義 氏
16:30〜
17:30
講演W「複眼計算イメージング」

大阪大学 大学院情報科学研究科 情報数理学専攻 教授
谷田 純 氏
【シンポジウム 第2部】
自由討論会
17:30〜
19:30
自由討論会

講演概要

撮像光学系やイメージセンサ、コンピュータの高性能化に伴い、新しいイメージング技術に対する関心が高まっている。本シンポジウムでは、このトレンドを俯瞰し、技術事例を紹介するとともに、その可能性を明らかにする。

講演T「コンピュテーショナルフォトグラフィとは」

広島市立大学 大学院情報科学研究科 知能工学専攻 教授 日浦 慎作 氏

光学系を含むカメラ全体の設計を情報処理の観点から見直すことで、ピントを合わせる距離を撮影後に自由に変更するなど、従来のカメラでは不可能だった機能を実現するコンピュテーショナルフォトグラフィ技術に注目が集まっている。この講演ではこの技術の基礎となるコンセプトを紹介するとともに、国内外の代表的な研究例等について簡単に紹介する。

講演U「画像認識ビジネス 〜富士通が進めるビジョンソリューションのご紹介〜」

株式会社富士通研究所 メディア処理システム研究所 塩原 守人 氏

画像認識研究の黎明期以来、顧客の現場での観察を基本として、映像から新しい価値を生み出す富士通の「ビジョンソリューション」について、事例を通して紹介する。

講演V「インテリジェントビジョンセンサによる高速高精度計測と制御」

浜松ホトニクス株式会社 中央研究所 豊田 晴義 氏

我々は、「画像センシング〜画像処理〜判断・制御」までの処理をミリ秒オーダで行うインテリジェントビジョンセンサ(IVS)の開発を進めてきた。ここでは、東京大学石川研究室と進めたロボット制御実験を始め、組立や検査工程の自動化を目指した3次元計測や、光計測の応用として進めている位相計測・波面計測などへの応用事例を紹介する。

講演W「複眼計算イメージング」

大阪大学 大学院情報科学研究科 情報数理学専攻 教授 谷田 純 氏

昆虫などに見られる複眼光学系は、光線信号に基づく立体情報のみならず、個眼ごとの光学特性の設定により、多様な物体情報を取得し、再構成することができる。本講演では、複眼撮像システムTOMBOによる実装例を示すとともに、物体画像の多重化を利用したイメージング技術を紹介する。