第16回OACISシンポジウム
「ネットワーク経由情報サービスの現状と展望」実施報告
「ネットワーク経由情報サービスの現状と展望」をテーマとして、7月8日、千里阪急ホテルにおいて第16回OACISシンポジウムが開催されました。参加者は110名でした。
ネットワーク経由情報サービスに関係する、様々な分野の技術者による講演が提供されました。特に、近年急速に関心の高まっている、クラウドコンピューティングについての最新情報を得る機会が提供されました。
第1部として、以下の5件の講演がありました。
- OSとコンピューティングモデルの展望(加治佐俊一氏:マイクロソフト株式会社)
- モバイルネットワークの進化とサービスの展望(栄藤稔氏:NTTドコモ先進技術研究所)
- クラウドコンピューティングによるサービス化の加速〜IaaSの事例紹介とクラウド型サービスの課題〜(小川晋平氏:株式会社アイアイジェイテクノロジー)
- プラットフォーム事業者から見たクラウドサービスの実際と今後の展望(松田洋一氏:NTTスマートコネクト株式会社)
- 情報サービス構成技術としてのオーバレイネットワークとその応用(寺西裕一氏:大阪大学)
質疑の後、場所を変えて第2部(自由討論会)に移りました。第2部では、講師を交えて闊達な意見交換がなされました。
アンケート結果
アンケートの中から自由意見を以下に示します。
- クラウドコンピューティング全般の知識を得た。
- 整理された情報、新しい貴重な情報を聞けた。
- クラウドコンピューティングについて知らなかったが、その便利性さを知ることが出来た、実際に使って期待と思った。
- LETのキラーサービスが明確になった、プライベートクラウドのありかたetc.
- 今後のサービスの方向性が理解できた。
- 大学の取組、クラウドの展望について理解が深まりました。特に寺西先生のPIAXの講義が興味深かった。
- 特にモバイルネットワークの進化の講演はLET関係の話がよくわかった。
- 時代の流れにあった興味のある話題で講演されている点が非常に良いと思います。
- いろいろな視点(製品、技術、標準化同行等)で貴重なお話を伺えました。
- クラウドに対し多様な視点から発表があり今までとは異なる面の理解が出来ました。
シンポジウム写真