開催日 | 平成29年1月17日(火)15:00〜17:00 |
開催場所 |
大阪大学中之島センター講義室302 (〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53) (http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/) |
テーマ名 | 意識下応答を用いたヒューマン・インタフェースによって,行動を誘導,情動を変化させる. 分散システムにおける同期問題の一般化 自律適応性を有する分散システムのためのアルゴリズム |
担当研究室 | バイオ情報工学専攻 人間情報工学講座(前田研究室) コンピュータサイエンス専攻 アルゴリズム設計論講座(増澤研究室) |
講師 |
バイオ情報工学専攻 人間情報工学講座 准教授 安藤 英由樹 (http://www-hiel.ist.osaka-u.ac.jp/) コンピュータサイエンス専攻 アルゴリズム設計論講座 准教授 角川 裕次 (http://www-masu.ist.osaka-u.ac.jp/) コンピュータサイエンス専攻 アルゴリズム設計論講座 教授 増澤 利光 (http://www-masu.ist.osaka-u.ac.jp/) |
参加人数 | (外部)2名 (情報科学研究科)10名 |
概要 | 今回の技術座談会では「意識下応答を用いたインタフェースと分散アルゴリ ズムの新潮流」というメインテーマのもとで3名の講師による講演が行われ ました。「意識下応答を用いたヒューマン・インタフェースによって、行動 を誘導、情動を変化させる」の講演では、意識的な注意を必要とするスマホ, タブレットなどに代わる無意識的な身体応答を用いるインターフェースや、 腹腔鏡手術のトレーニングシステムに関する研究動向が紹介されました. 「分散システムにおける同期問題の一般化」の講演では、ノード群が協調動 作するための同期問題を一般化した理論的枠組と分散アルゴリズムの研究動 向が紹介されました. 「自律適応性を有する分散システムのためのアルゴ リズム」の講演では、モバイル端末の移動、サービス要求の変動、悪意ある ユーザの侵入などさまざまな変動が存在する環境でも、安定してサービスを 提供する自律適応型分散システムの設計に関する研究動向が紹介されました. 懇談会では、本日の講義内容に関する質疑応答や、最近の気になる技術動向 などについて、活発な議論が行われました。 参加者は12名(うち外部2名) でした。講演、懇談会含めて有意義な意見交換がなされました。 |