IT連携フォーラムOACIS
第五回技術座談会の開催のご案内
「人間主体のヒューマンインタフェース技術」
技術座談会は、OACISの活動の一つで、特定のテーマについて議論するもので、月に1回程度開催します。大学側からは1ないし2研究室の研究内容を紹介し、大学と企業の連携について自由な議論をする場です。より議論を深めるため、小規模の参加者で行ないます。
第五回はヒューマンインタフェースの研究を紹介します。次世代のマンマシンシステムの設計などについて下記のような点に興味のある方の御出席をお願いいたします。
1.ヒューマンインタフェースの基盤技術や応用について知りたい。
2. 3次元インタフェースの利用について知りたい。
3. ヒューマンインタフェースに関する共同研究を模索したい。
4. 大学で研究し博士号をとりたい(とらせたい)。
講 師 :大阪大学大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻 教授 岸野 文郎
助教授 北村 喜文
(http://www-human.ist.osaka-u.ac.jp/)
内 容 : 「人間主体のヒューマンインタフェース技術」
コンピュータと人の間のギャップを埋め、使いやすい情報機械・システムを作り上げてゆくために、ヒューマンインタフェースの研究は重要です。今回は、本研究グループで進めている取り組みの中から、3次元インタフェースに関する次の2つのトピックスについて紹介します。
● Face-to-Face型協調作業ディスプレイ: インターネットやテレビ電話が普及したとしても、実際に顔を合せて打ち合わせをする機会は多くあります。むしろ、その重要性は高まってきているとも言えます。そこで、このようなFace-to-Face型の協調作業で利用することを目的として、本研究グループで進めている2つのディスプレイ装置について紹介します。
IllusionHole:3人以上の複数の利用者が、自由に動き回りながら、それぞれの視点位置から、ひずみもちらつきもない立体映像を、同時に、単一のディスプレイ上で観察することができる、従来にはない新しい立体表示装置です。
SharedHole:複数の利用者の個人情報と公共情報をシームレスに共存させて表示できる新しい協調作業用ディスプレイです。戦略的な要素を持つ協調作業には最適なディスプレイ装置といえます。
● 人の動きをインタフェースに利用する試み: 手指や全身の動きを計測してヒューマンインタフェースに利用しようとする試みは多くなされていますが、センサなどによって計測されるモーションデータをそのまま使用するのは、誤差やユーザの個人差などによって困難です。そこで、本研究グループで考案した重回帰分析を用いる方法とその応用例を紹介します。
開催日時:平成15年3月31日(金) 座談会 10:00〜12:00
昼食会 12:00〜13:00
個別の議論の場として簡単な昼食会を開催しますので、これへのご参加もよろしく御願いします。
場 所 :日本能率協会 セミナー室(http://www.jma.or.jp/zenkoku/osakaf.html)
(〒541-0052 大阪市中央区安土町2−3−13大阪国際ビル28階)
参加対象:IT連携フォーラムOACIS(http://www.oacis.jp/) 会員企業・団体に属する方および参加希望企業の方
**なお会場の都合上、参加は先着順30名とさせて頂きます。
申し込み方法:下記の内容をメールでregistration_zadankaiに送付する。
内容に関する問い合わせ先:大阪大学大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻 北村喜文
(kitamura)
----------------第五回技術座談会申し込み様式-------------------------------
第五回技術座談会(「人間主体のヒューマンインタフェース技術」)
氏名:
会社名:
所属:
メールアドレス:
電話番号:
参加目的:下記のどれかに○をつけてください(複数可)。該当しない場合は( )内に記述して下さい。
1. ヒューマンインタフェースの基盤技術や応用について知りたい。
2. 3次元グラフィカルインタフェースの利用について知りたい。
3.ヒューマンインタフェースに関する共同研究を模索したい。
4.大学で研究し博士号をとりたい(とらせたい)。
(参加目的: )
--------------------------------------------------------------------