開催日 | 平成26年10月9日(木) |
開催場所 | グランフロント大阪 タワーC棟9階 Vislab 910号室(〒530-0011 大阪市北区大深町3-1) (http://kc-i.jp/access/) |
テーマ名 | 可視化システムの紹介 VisCloud SDN-MPI 拡散のシミュレーション 流れのシミュレーション 生物の群行動由来創発システム |
担当研究室 | マルチメディア工学専攻 応用メディア工学講座(下條研究室) 情報数理学専攻 非線形数理講座(八木研究室) |
講師 | マルチメディア工学専攻 応用メディア工学講座 (大阪大学サイバーメディアセンター) 教授 下條 真司 准教授 伊達 進 講師 木戸 善之 (http://www.ais.cmc.osaka-u.ac.jp/) 情報数理学専攻 非線形数理講座 教授 八木 厚志 准教授 山本 吉孝 (http://www-nomo.ist.osaka-u.ac.jp/) |
参加人数 | (外部)7名 (情報科学研究科)13名 |
概要 | 「可視化システムの紹介」では、スパコンによる大規模シミュレーションが可能となりその可視化の重要性が高まっている現在、大阪大学サイバーメディアセンターで今春から稼働中の大規模可視化システムとそのサービス内容について説明がありました。「VisCloud」では、遠隔可視化装置のためのSDN法を用いた経路最適化技術において、動的経路制御をタイルドディスプレイミドルウェアに組み込むことにより、パケット混雑やネットワーク障害の回避が可能となったことの報告がありました。「SDN-MPI」では、ネットワークの動的制御を可能とするSoftware-Defined Network (SDN)の機能性を分散並列処理用通信ライブラリMPIに統合することにより、MPI集合通信時の効率的なデータ配送を行うSDN-MPI法についての紹介がありました。「拡散のシミュレーション」では、食品トレイのリサイクル工程に混入した汚染物質が工程を通してどのように分散するかの分析法とそのシミュレーション法が説明されました。「流れのシミュレーション」では、流体の基礎方程式から渦の動態方程式がどのように導かれるかまたそのシミュレーション手法が示されました。「生物の群行動由来創発システム」では、バクテリアのコロニーパターンを例に創発性モデルの特性とそのシミュレーション結果の紹介がありました。参加者は20名(うち外部7名)でした。講演、懇談会含めて意見交換がなされました。 |