IT連携フォーラムOACIS

第36回技術座談会開催のご案内
「フォトニック情報技術」


 技術座談会は、OACISの活動の一つで、特定のテーマについて議論するもので、月に1回程度開催します。大学側からは1ないし2研究室の研究内容を紹介し、大学と企業の連携について自由な議論をする場です。より議論を深めるため、小規模の参加者で行います。
 第36回技術座談会は、「フォトニック情報技術」をテーマに開催します。光の物理的特性を活用したフォトニック技術は、情報分野においても重要な役割を果たしています。特に近年はデバイスや周辺技術の進展により、光通信や光ディスクなどの商用化技術に続く次世代フォトニック情報技術が急速に実を結びつつあります。私たちは、フォトニック技術が得意とする並列化技術、画像技術、三次元技術などを利用した情報システムに関する研究を進めてきました。今回の座談会では、フォトニック情報処理を支える要素技術と応用システムについて、回折光学素子の設計と応用例、複眼光学系による薄型カメラなど谷田研の研究内容を交えて紹介します。

講師: 大阪大学大学院情報科学研究科 情報数理学専攻 教授 谷田 純

助教 小倉 裕介

博士後期課程 堀崎 遼一
(http://www-lip.ist.osaka-u.ac.jp/index.html)

内容: フォトニック情報技術

 情報媒体として光は、高スループット、高インピーダンス、非接触性などの優れた特性を持っています。光ファイバ通信や光ディスクメモリなど情報技術の中核として光技術は応用されていますが、その可能性は既存の情報技術に留まるものではありません。自由空間における光波伝搬が提供する並列性や情報の可視性は新しい情報技術として応用展開することが期待されます。例えば、高機能カメラ、光画像暗号化技術、バイオメトリックス認証などの開発が進められています。今回は、フォトニック情報技術の動向を概観し、それを支える要素技術として任意の光波伝搬を設計・実装する回折光学素子を、具体的な応用システムの一例として複眼撮像システムTOMBOを、それぞれ取り上げて紹介します。
  • フォトニック情報技術の動向
  • 回折光学素子の設計と応用
  • 複眼撮像システムTOMBO
開催 日時: 平成19年10月15日(月)
座談会 15:00〜17:00
懇親会 17:00〜18:00
個別の議論の場として簡単な懇親会を開催しますので、お気軽にご参加下さい。
場所:  座談会:大阪商工会議所 地下1階 3号会議室
 懇親会:大阪商工会議所 地下1階 3号会議室
 (http://www.osaka.cci.or.jp/Shoukai/Map_Tel/shozaichi.html)
 (〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番8号)
参加対象: IT連携フォーラムOACIS(http://www.oacis.jp/)会員企業・団体に属する方および参加希 望企業の方。
 
  
**なお会場の都合上、参加は先着順30名とさせて頂きま す。

申し込み方法:
    下記の内容をメールでregistration_zadankai36にご送付ください。

内容に関する問い合わせ先:
    大阪大学 大学院情報科学研究科 情報数理学専攻 助教 小倉 裕介(ogura

-----------第36回技術座談会申し込み様式------------------------
第36回 技術座談会
「フォトニック情報技術」

氏名:
会社名:
所属:
住所:
メールアドレス:
電話番号:

---------------------------------------------------------------