IT連携フォーラムOACIS

第31回技術座談会開催のご案内
「最新のGPU(Graphics Processing Unit)を用いた汎用処理の高速化技術」


 技術座談会は、OACISの活動の一つとして特定のテーマについて議論するもので、2ヶ月に1回程度開催します。大学側からは1ないし2研究室の研究内容を紹介し、大学と企業の連携について自由な議論をする場です。より議論を深めるため、小規模な参加者で行います。
 第31回技術座談会は、「最新のGPU(Graphics Processing Unit)を用いた汎用処理の高速化技術」をテーマに開催いたします。GPUは、PCの標準的な付属部品であり、ディスプレイに画面を出力するためのカードです。その性能は、映画やゲームなどのエンターテイメント分野における高い需要を背景に、急速に向上しています。結果、最近のGPUはCPUを追い越すだけでなく、桁違いの性能を達成し、実際のアプリケーション性能においてもCPUと比較して数倍〜百倍の高速化を実現しています。萩原研究室は、このようなGPUを従来のグラフィクス用途だけでなく、汎用の演算器とみなし、大量の計算を必要とする様々な分野へ応用するGPGPU(General Purpose Computation on GPUs)の可能性について研究しています。
 今回の座談会では、GPGPUによる高速化とその応用に関する最近の動向を萩原研究室の研究内容を交じえてご紹介します。下記のような方々にご出席頂ければ幸いです。
  1. 最新のGPUアーキテクチャやプログラミングについて概要を知りたい方
  2. GPGPUについて研究動向(手術支援、各種フィルタ、数値計算、データベース、セキュリティ)を知りたい方
  3. GPUを大規模分散計算に用いるためのグリッドミドルウェアについて知りたい方
  4. アプリケーションの高速化全般に興味のある方
  5. 大学で研究し、博士号を取得したい (させたい) 方

講師: 大阪大学大学院情報科学研究科 コンピュータサイエンス専攻 教授 萩原 兼一

助手 伊野 文彦

博士後期課程 池田 孝利
(http://www-hagi.ist.osaka-u.ac.jp/)

内容: 最新のGPU(Graphics Processing Unit)を用いた汎用処理の高速化技術

GPUは、PCの標準的な付属部品であり、ディスプレイに画面を出力するためのカードです。その性能は、映画やゲームなどのエンターテイメント分野における高い需要を背景に、急速に向上しています。結果、最近のGPUはCPUを追い越すだけでなく、桁違いの性能を達成し、実際のアプリケーション性能においてもCPUと比較して数倍〜百倍の高速化を実現しています。萩原研究室は、このようなGPUを従来のグラフィクス用途だけでなく、汎用の演算器とみなし、大量の計算を必要とする様々な分野へ応用するGPGPU(General Purpose Computation on GPUs)の可能性について研究しています。

今回の座談会では、GPGPUによる高速化とその応用に関する最近の動向を萩原研究室の研究内容を交じえてご紹介します。講演内容は、下記の通りです。

  • 最新のGPUアーキテクチャやプログラミングの概要
  • GPGPUの研究動向(手術支援、各種フィルタ、数値計算、データベース、セキュリティ)
  • GPUを大規模分散計算に用いるためのグリッドミドルウェア
開催 日時: 平成19年1月15日(月)
座談会 15:00〜17:00
懇親会 17:00〜18:00
個別の議論の場として懇親会を開催しますので、こちらへのご参加もよろしくお願いします。
場所:  座談会:大阪商工会議所 5階502号 会議室
 懇親会:大阪商工会議所 5階501号 会議室
 (http://www.osaka.cci.or.jp/Shoukai/Map_Tel/shozaichi.html)
 (〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番8号)
参加対象: IT連携フォーラムOACIS(http://www.oacis.jp/)会員企業・団体に属する方および参加希 望企業の方。
 
  
**なお会場の都合上、参加は先着順30名とさせて頂きま す。

申し込み方法:
    下記の内容をメールでregistration_zadankai31にご送付ください。

内容に関する問い合わせ先:
    大阪大学 大学院情報科学研究科 コンピュータサイエンス専攻 伊野 文彦(ino

-----------第31回技術座談会申し込み様式------------------------
第31回 技術座談会
「最新のGPU(Graphics Processing Unit)を用いた汎用処理の高速化技術」

氏名:
会社名:
所属:
住所:
メールアドレス:
電話番号:

参加目的:下記のどれかに○をつけてください(複数可)

( ) 最新のGPUアーキテクチャやプログラミングの概要について知りたい
( ) GPGPUの研究動向を知りたい
( ) GPUを大規模分散計算に用いるためのグリッドミドルウェアについて知りたい
( ) 高速化に関する研究動向を知りたい
( ) 大学で研究し、博士号を取得したい (させたい)
( ) その他 (                           )

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