第一回技術座談会の開催のご案内

「ソフトウェア工学とプログラム解析について」

　技術座談会は、ＯＡＣＩＳの活動の一つで、特定のテーマについて議論するもので、月に1回程度開催する予定です。大学側からは１ないし２研究室の研究内容を紹介し、大学と企業の連携について自由な議論をする場です。より議論を深めるため、小規模の参加者で行います。

　第一回はソフトウェア工学の分野で研究をすすめている井上研の研究を紹介します。ソフトウェアの生産性、開発過程について下記のようなことに興味のある方の御出席をお願いいたします。

１．ソフトウェア工学の技術動向をしりたい。

２．提案のようなツールを（試験的に）利用してみたい。

３．社内のソフトウェア開発部隊のレベル向上につなげたい。

４．共同研究を模索したい。

５．大学で研究し博士号をとりたい（とらせたい）。

講　師　：大阪大学大学院情報科学研究科コンピュータサイエンス専攻　教授　　井上克郎

（http://sel.ist.osaka-u.ac.jp/people/inoue/　）

助教授　 楠本真二

（http://sel.ist.osaka-u.ac.jp/people/kusumoto/）

内　容　：　「ソフトウェア工学とプログラム解析について」
ソフトウェアの生産性、信頼性に関する技術であるソフトウェア工学の歴史と、現状について解説します。また、その一つの研究分野であるプログラム解析において、我々の研究室で行なっている以下の２つの技術について述べます。

• プログラムの中からクローンを効率良く発見する技術。クローンとは、プログラミング中、コピー＆ペーストして作られる同形のプログラム断片をいいます。一般に、保守の版を重ねていくと、クローンが多数作り込まれますが、デバッグの際にそれらを手で追いかけるのは大変困難です。今回は、我々が開発したクローン発見ツールCCFinderを紹介し、デモも行ないます。
• プログラムの利用度を定量的に計測する技術。このルーチンは良く使い回される、このルーチンは特殊で余り使われない、などの指標は、再利用を行なう際には非常に重要ですが、利用頻度を記録するのは容易ではありません。今回は、部品間の関係から利用度の指標を得る方法について説明します。

開催日時：平成１４年９月２４日（火）　１０：００〜１２：００

場　所　：日本能率協会　セミナー室

（〒541-0052　大阪市中央区安土町2−3−13大阪国際ビル28階）

（http://www.jma.or.jp/zenkoku/osakaf.html）

参加対象：ＩＴ連携フォーラムＯＡＣＩＳ(http://www.oacis.jp/)　会員企業・団体に属する方

＊＊なお会場の都合上、参加は先着順３０名とさせて頂きます。

申し込み方法：下記の内容をメールでregistration_zadankaiに送付する。

本件問い合わせ先：大阪大学大学院情報科学研究科コンピュータサイエンス専攻　楠本真二

　　　　　　　　　　　　　　（kusumoto

-----------------------申し込み様式-------------------------------

氏名：

会社名：

所属：

メールアドレス：

電話番号：

参加目的：下記のどれかに○をつけてください（複数可）。該当しない場合は（　）内に記述して下さい。

１．ソフトウェア工学の技術動向をしりたい。

２．提案のようなツールを（試験的に）利用してみたい。

３．社内のソフトウェア開発部隊のレベル向上につなげたい。

４．共同研究を模索したい。

５．大学で研究し博士号をとりたい（とらせたい）。

（参加目的：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）

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